星撮り日記

HyperStar6馬頭星雲、禁断の撮り比べ

2022/11/26
天体写真 0
天体写真 ASI533MC HyperStar6
こんにちは、nabeです。

馬頭星雲はどんな望遠鏡で撮っても面白いです。今シーズンはすでに5回以上望遠鏡を向けていますね。

L_2022-11-25_uma-ps.jpg

馬頭星雲・燃える木
カメラ:ZWO ASI533MC Pro(-20℃)
望遠鏡:CELESTRON C6
補正レンズ:Starizona HyperStar6
架台:Sky-Watcher EQ5GOTO赤道儀
ガイドカメラ:PlayerOne Ceres-M
設定:Gain100 Offset20 180s × 50(2h 30m)
処理:PixInsight・Photoshop

HyperStar6とASI533MCの画角ではちょうど過不足なく収まる対象です。カメラ本体植毛紙作戦が功を奏したのか、今回もフラットが合わないということもありませんでした。

IMG_1715.jpeg
本体真っ黒作戦↑

中心部分が少しマゼンタに被ってしまっているような気もします。もしかして、入射角が浅すぎてUV/IRカットフィルターの特性が少しずれてしまっている?もしくは、やっぱりフラットは合っていなくて、カブりが乗ってしまっている?
ひとまず、今後の課題です。

あと今回はPixinsightに新しく追加されたSPCCで色合わせをして、なるべくそれを保つように処理してみました。まあ、結局SCNRはかけたんですが。

驚いたのが、ゴーストやフレアが一切発生しなかったこと。補正レンズの周りにフィルターやら色々ついているのに、HyperStarの光学系のクオリティは非常に高いようです。お値段も非常に高いことを除けば、奇抜さも写りもハイレベルな一本です。


さてさて、馬頭星雲といえば先日購入した65万円の高級屈折望遠鏡130PHQでも撮影しました。あちらは口径130mm、こちらは口径150mm、焦点距離は700mmVS300mmですが、口径はわずかにHyperStar6が勝っています。

禁断の撮り比べ、してみました。

HyperStar6


スクリーンショット 2022-11-25 002652


130PHQ


スクリーンショット 2022-11-25 002705画角はほぼ揃えています。


HyperStar6(拡大)


スクリーンショット 2022-11-25 002740


130PHQ(拡大)

スクリーンショット 2022-11-25 002751

うーむ、さすがに分の悪い勝負すぎましたか。色乗りや解像度でもやはり130PHQの圧勝です。

が、300mmでもこのくらいまでは肉薄できるというのもある意味健闘していると言えそうです。
価格は半額以下ですからね。また、さすがのF2鏡筒なので、反射星雲などの淡いところの描写力では引けを取りません。

ついでに過去に撮影した他の画像とも比較してみます。

FRA400


スクリーンショット 2022-11-25 010746

解像感的にはHyperStar6はFRA400と一番近い感じがありますね。

GS200-RC


スクリーンショット 2022-11-25 010759

さすがに20cmの大口径、1200mmの余裕のある焦点距離、最も解像しています。これだけ露光時間は8時間超えなので若干チートです。

馬頭星雲、みんな違ってみんないい。

どの光学系も天体撮影用の鏡筒なだけあって優秀です。
絵だけ見ればGS200-RCが一番いいのですが、FRA400も最小口径ながら健闘しています。
そして130PHQは20cmの反射望遠鏡に迫る解像感を出しています。淡いところのモクモク感は屈折に分があるように見えますが、そういう視点で見ると淡いところまでしっかり出ているHyperStar6は流石F2だなという感じです。

この中で「どれか1本だけ選んで、絶対に撮影に失敗してはいけない」と言われて持っていくとしたら、やっぱりFRA400になるかもしれません。唯一風速10mの防風に耐えられる鏡筒なので(笑)

なんともまとまりのない感じになってしまいましたが、長いこと撮っているとこういう撮り比べ見比べも面白いと思いました。
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