星撮り日記

Askar 130PHQ 外観&運用レビュー

2022/11/24
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天体写真 130PHQ 機材
こんにちは、nabeです。

先日のファーストライトは多くの反響をいただきありがとうございました。

さて、今日は久しぶりに望遠鏡本体のレビューをしてみようと思います。

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とは言ったものの、望遠鏡全体を撮った写真があまりなく・・・

まあとにかくデカい、そして重いです。カメラやフードを取り付けた状態での重心点は、ちょうど対物側の鏡筒バンドのあたりになります。対物側にでかいレンズが4枚も入っているので、かなりフロントヘビーです。

ただ、ハンドルが純正でついているので、積載や運搬は案外楽です。

鏡筒バンド込みの重量は約12.5kgで、カメラやフードなど諸々取り付けると約14kgということになります。
EQ6Rの付属ウェイト5kg×2では足りず、ジャンクで買った5kgのウェイト(おそらくセレストロン用)を追加しています。
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ちょっとわかりにくいですがウェイト配置はこんな具合でほんの少しウェイト側がヘビーな状態です。

天頂を向けるとカメラが三脚と接触事故を起こしそうだったので、EQ6用のピラーも買いました。このピラーも色々ツッコミどころはあるのですが、国内メーカーのピラーだと10万円以上するような高級品ばかりなので、半額程度で購入できて実用性もあれば文句もあまり言えません。



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フードを外したレンズセル周りもかなりしっかりした作りのようです。4枚目のレンズはちょうど緑のバンドあたりに入っています。

対物レンズも綺麗でした。

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対物側から内部を覗くと、大量の遮光絞りが配置されているのがわかります。合計8枚かな?

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接眼側から覗くとこんな感じ。わかりにくいかもしれませんが、きちんとナイフエッジ処理がされていて、意味のある絞りになっていることがわかります。

こればかりは触ってみないとわからないことかもしれませんが、外観も内装も安っぽいところは全くありません。しっかりコストを掛けて作られた望遠鏡だなという印象です。


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フードはAskarお得意の植毛紙内張り。これでフードの摺動も確保している合理的な設計ですが、劣化してきたときが面倒かもしれません。まあ植毛紙なんて簡単に手に入るので、張替え自体は簡単だと思います。

FRA400と同様にほとんどの部品は筒にねじ込んである状態なので、フードも比較的簡単に色々外れますが、さすがに光軸が狂うと嫌なのでこれ以上は分解していません。

ちなみに結構光って見えますが、明るい室内でiPhoneが勝手にナイトモードに切り替えて明るく撮ってくれただけなので、実際はかなり漆黒です。


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摩擦の面積が広いのでロックしなくてもフードがずり落ちてきたりガタついてくることはまずありませんが、ちゃんとロックもついています。

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鏡筒バンドにはあとから色々付けられるようにネジ穴がたくさん空いてます。フリーの穴は側面6個ずつ、合計24個のネジ穴が利用可能です。

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ハンドルにもスリットがあり、M6くらいなら入ります。面取りもされているので、持ち上げたときのフィット感もなかなかです。

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バンドのロックにはローレットの付いたネジを使用します。工具レスで回せるので重量バランスの調整も楽です。
バンド表面には固めのフェルトが貼ってあり、これもまた摩擦の面積が大きいので結構緩めないと動きません。軽めに締めるだけでも十分な固定力があります。

ネジが簡単にすっぽ抜けないように、溝が掘ってあるので、脱落の心配も要りませんね。

現場での操作に関わる部分は全体的にネジが大きく、手袋などをつけていても操作が容易です。

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プレートはロスマンディ規格の幅広プレート、長さは300mmのものがついています。
両端に脱落防止用のピンがついていますが、これはあと付けしました。万が一落下したら怖いので予防策です。

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軽量化のためなのか、やたら滅多に穴やスリットが空いていますが、例えばこのスリットを利用して鏡筒との隙間にASIAIRminiを取り付けたりなんかもできるかもしれませんね。

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フォーカサーは回転装置つきのデュアルスピードです。
すでにEAFを取り付け済みです。

回転装置の滑らかさは特筆ものです。

EAF用の非貫通のネジ穴も用意されているので、無改造でポン付けできます。
あ、ワッシャー入れるの忘れてる・・・。

フォーカサー(ドローチューブ)の品質としては普通程度、特筆して良いわけでも悪いわけでもありませんが、できればもう少し頑張ってほしかったポイントかなと思います。

良く言えば「必要十分」です。

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巻き付いているコードはEAFの温度センサーです。
鏡筒に貼り付けて温度を監視します。

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EAFをつけるとどう頑張っても純正のハードケースに収まらないので、ソフトケースにしました。
ホームセンターでウレタンマットを買ってきて、更に中に敷いています。
隙間は発泡スチロールのブロックで埋めて、ベルト2本でロックして中で転がらないようにしてあります。
隙間には乾燥剤を入れてます。

IMG_1955.jpeg

OPTICS ASIAの望遠鏡ケースですが、8千円程度で買える割に素材もしっかりしていて好印象です。ただショルダー紐の金具がかなり貧弱なので、肩掛けで運ぶのはやめたほうが良いですね。

スクリーンショット 2022-11-24 143926
ちなみにどうもCELESTRONが2万円強で売っている望遠鏡ケースと同じみたいです。ロゴで2万円差というのはちょっと・・・(笑)
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